仕入れ時の代金を後日払い(買掛金)とした入力をします。
アプリにログインしホーム画面より入力を開始します。
仕入れの入力は取引形態により入力方法が異なります。
〇販売管理ソフトなどで仕入れ・買掛金を把握しており、会計帳簿には総額で計上する場合 → 総勘定元帳
〇上記以外の場合 → 補助元帳
創業期の企業向けには【補助元帳】による管理がおすすめですので、当ページも補助元帳への入力の説明とします。
※1_取引を新たに開始した得意先がある場合は補助科目を設定する必要があります。
【0.補助科目の作り方】をご覧ください。
1.仕入れを補助元帳へ入力する
受取請求書をもとに補助元帳へ入力する方法です。
「元帳」>「補助元帳」を選択します。
①・②の順で「買掛金」・仕入れ先の「㈲×〇△」を選択します。
では、具体例を参考に入力をしてみましょう。
◆例◆ 仕入れ代金の請求(20日締の場合)
1月20日締めの仕入れ代金が300, 000円だった場合、下記の通り入力します。
③日付 「1/20」
④相手科目 「仕入高」
⑤摘要 「当月仕入れ ※何か特殊な事項があればそのことも記載して下さい。」
⑥貸方金額 「300,000」
なお、仕入れの金額は必ず貸方金額に入力します。
※仕入れ代金の支払いや返品をした場合には借方金額に入力することになります。
間違えないように気を付けましょう。
2.買掛金の支払いを補助元帳へ入力する
引き続き、買掛金の支払いを入力してみましょう。
◆例◆ 買掛金の支払い(20日締め翌月払)
2月1日に㈲×〇△へ買掛金を〇▲銀行預金より振込んだ場合、下記の通り入力します。
⑦日付 「2/1」
⑧相手科目 「普通預金」
⑨補助科目 「〇▲銀行」
⑩摘要 「当月仕入れ ※何か特殊な事項があればそのことも記載して下さい。」
⑪借方金額 「300,000」
これらを入力後、合計金額(差し引き額)が⑫で計算されますので、必ず確認しましょう。
なお、買掛金の支払い金額は必ず借方金額に入力します。
※実際には買掛金の補助元帳で入力すると、預金通帳を元にした入力と重複することになります。
重複しないように気をつけましょう。
参考:【会計入力①】預金_ツカエル会計オンライン
0.補助科目の作り方
仕入先別に仕入れ代金が適切に計上され支払できているか確認するために補助科目を設定し、管理するのが効率的です。
1)「設定」>「科目設定」を選択します。
2)「買掛金」>「補助追加」を選択します。
3)①名称・②検索キーを入力し、保存します。
①補助元帳での表記
②検索キー:キーボードで入力する際の検索に利用します
2)・3)を繰り返して全仕入れ先の補助科目を作成します。
最後に
買掛金の補助元帳を入力することで、仕入れ代金の未払いや支払い額の誤り等に気づくこともできます。入力後は実際の買掛残高と比べて相違がないことを確認しながら記帳をすすめましょう。